アジア石化の転換期 2018年問題

 2014年から3年以上にわたり、好況期を続けているアジアの石油化学。しかし、今年後半から北米でシェールガス由来の大型新設計画が続々と完成することで、潮目が変わるとの観測が強まっている。北米以外を合わせた世界全体でエチレン年産1500万トンの供給能力増が見込まれており、正念場を迎えそうだ。北米で余剰となる誘導品のポリエチレンとエチレングリコール(EG)は、余剰分の7割ほどが中国市場を目指すともされており、アジア市況にどの程度の影響を与えるか注目される。